Let it BEAT?

バトントワーリングを広く世の中へ 佐々木敏道のブログ

バトン用語の言いまつがい、聞きまつがい、勘違い。カトルて。

   

少年たちの好奇心とか疑わない純粋な心がきっかけでした。仲間内だけで通じていた言葉が、ふと気づくと流通していた…。
今日はバトン業界用語にまつわる嘘のような本当のお話です。バトンにはドリルメジャーの流れを汲んだ挨拶の型があります。

これは習いたてのころの最初のご挨拶でのお話。

「あってぃーず!(休め)」…仁王立ち?

「あてーんしょん!(気を付け)」…ぷりーず。

「さりゅーと!(礼)」かっこいい響き…。

とうろ覚え記憶を晒してますが、6歳がそんなややこしいこと考えてたはずもなく、よくわからないなりにみんなのポーズを真似ていました。サリュートの響きがなんか好きでした。時は過ぎ、、、教える側に立ったそのとき。「あってぃーず」が何か恥ずかしい。あたい突然テンションあげあげで高らかにあってぃーず!叫べない。てか、あってぃーずって何…?
正解は『At ease(休め)』

このときの絶望感を私は忘れません。あってぃちゃうやん。あとそんな姿勢じゃ休めない。

atease.jpgあってぃーずの素敵な写実画→


足幅は広めでバトンを腰の位置にええ感じの長さで保持。『休め』だからってお尻の位置にだらりしたり、首かくーんとかしたら怒られます。
休むのは得意なのに。

他にも意味不明な略語が盛りだくさん。『前方』は前方転回の略。そっち略したらあかんやん。
リバースイリュージョンはリバースもしくはリバ。「リバリバ前」はイリュージョン×2から転回なのに、直訳すると逆逆前。もはや原型すらない。あれ、話が逸れた。

牛

本・題・突・入。
現在日本のバトン界で使われている「カトル」。あれ、間違い(?)です。しかも私(達)が原因です。(達)が誰なのかは怒られそうやし伏せとこ。
かれこれ四半世紀前、まだトリプルイリュージョンが世界の最前線だった時代。一人の超絶棒使いティナ・エスカミア選手が世界で(多分)初めて4回イリュージョンを。少年たちはこぞって協議しました。

「あれ何て呼ぶん?」
「…ふぉーイリュージョン?」
「でもスリーイリュージョン違うやん」
「あそこにいる選手に聞いてみよう☆」
→身振り手振りで意思疎通に成功。

「カトルだって!」
「おー!すげー!カトルイリュージョンか!!」

『いつか僕も…!』

賢明な読者の皆さんならこの少年たちが犯したミスにお気づきのことだろう。(←誰?)
聞いた選手の国籍=フランス。おフランス=芸術の国。
これが現在のカトルになった(と思います)。だってこんなあほなミスそれ以外に考えられないし。

正しくは、クアドラプル(quadruple)。
駒田圭佑選手がイタリアで成功させたやつは、クインティプル(quintuple)イリュージョン。
http://www.youtube.com/watch?v=YhgUbzyA10k(5’30″~)

目ん玉飛び出ました。そんで、ちょっと押し戻しました。人類って素晴らしい。
あと少年たちにこの間違いの責任はないと思う。絶対にない!…よね?

 - バトントワラー, バトントワーリング

        

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