Let it BEAT?

バトントワーリングを広く世の中へ 佐々木敏道のブログ

エフゲニー・プルシェンコ選手の壮絶な棄権理由からスポーツの現場について考える。

   


真偽と本人の意向を一旦置いておきます。1万回以上リツイートされている時点で、事実として扱われ、本人の思いさえも勝手に解釈されていくからです。ここまでのものはさすがに稀ですが、似たような話がスポーツにはよくあるので、個人的な意見を書きたいと思います。
元アスリート佐々木個人としては、フィギュアスケートの偉大なプルシェンコ選手に敬意を表しています。

 

選手・ファンとして

私もアスリートのこういった話は好きです。苦難を乗り越え報われた人、夢敗れた人。
その両方を長い間見続けてきました。
アスリートにとって痛みは日常。
アスリート同士なら良い治療法、補助グッズ、怪我あるある等盛り上がる話の一つです。
バトンにも骨折を隠して踊った本番や痛み止めを打って出た話も普通にあります。
す、、すげえっ!ってなるし、自分のこの痛みなんて大したことないやん…orz
とか、この程度の痛みあのときに比べれば…!となぜか上から目線になったり。
事実心を強く持つことが怪我の予防にもなるので過酷な競技を続け、上を目指すためには大事な話です。
そういった選手の影の努力、我慢の歴史等の背景が、ファンの選手への思い入れとなることもあり、競技の発展に寄与してきた可能性があります。

 

指導者として

こういった話を美談にしては絶対にダメです。あくまで個人の勝手な判断だと一蹴されるべき話。
職業倫理に関わる重大なものと捉えています。
『限界を超えて無理をする選手素晴らしい』からは不幸な未来が透けて見えます。
「そんなことを強制したりしない。したこともない!」
しかし、選手は敏感に現場の空気を感じ取ります。指導者との関係が密であればあるほど、怪我を押してでも頑張っている自分を褒めてほしいと願ったりします。
競技を極めようとすると生物の本能を狂わせ、自らのストッパーを外します。
―だからこそ普通では考えられないものも生み出すんですけどね―
指導者には選手のストッパーとしての役目があり、選手の競技・人生に対する考え方を左右する力があります。
…と自分に強く言い聞かせつつ。

 

トップ選手へ

トップ選手は憧れの対象である自覚を持ちましょう。直接の指導者よりも大きな影響力を持つことさえあります。あなたの行為はみんなが目指す行為です。
逆説的にはみんなが目指したくなるような行為をしていればトップになれる…!と言えるかもしれません。
「○○選手がしてたから私もするっ☆」
あなたの習慣が真似されて、その影響に触れる家庭や現場、そしてメディアへと広がり、、全世界へ。
知らないところで人間性まで勝手に判断される世界ですよ…!

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【結論】
無茶してる私素敵…!
から
無茶せずに上手になれる方法を考える私素敵…!
に変わっていけば良いのだとと思います。
スポーツに関わって人生が豊かになったよ☆という人がもっともっと増えますように。

 - アイデア

        

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