Let it BEAT?

バトントワーリングを広く世の中へ 佐々木敏道のブログ

メダルの数で振り返る、過去30年間のバトン世界大会の歴史

   

WBTFhistory1980年に始まった世界大会も今年で32回目。
第32回イギリス大会で日本は20回連続、21回目の国別総合優勝を果たしました。
世界大会の歴史からバトン大国日本のこれまでの道のりを辿ってみたいと思います。

グラフはWBTFのHistorical Resultsと日本バトン協会の世界バトントワーリング選手権大会の記録から各国が獲得した金銀銅メダル数の割合です。

 

圧倒的な強さを誇ったアメリカ

1980記念すべき第1回(1980年)アメリカ・シアトル大会の結果。
男子、女子Jr、女子Sr全3部門9つのメダルをすべてUSAが独占しました。
1981第2回(1981年)フランス・ニース大会。
チーム部門の導入により、日本(銀)とイタリア(銅)が初のメダルを獲得しました。


1986第7回(1986年)イタリア・トリノ大会で男子部門→男子Jr/男子Srに。
日本は男子Jr部門とチーム部門で2つのメダルを獲得しました。

 

日本が世界の頂点に


1989第10回(1989年)スイス・ローザンヌ大会で第1回から無敗のアメリカを破り、日本が初めて国別総合優勝しました。
メダル数はカナダより少ないものの、チームの銀メダルや多くの日本人の決勝進出などによるところが大きいです。
※チームのポイントは個人よりも多く設定されています。
1993第14回(1993年)オランダ・デンボッシュ大会でペア部門が導入。
ペアJr、Sr両部門の金メダルを日本が獲得しています。

世界は五強から四強の時代に

90年代以降グラフに大きな変化はありません。
世界情勢としては、90年代~2000年代は五強の時代。
94’からは日本、USA、フランス、カナダ、イタリアの五カ国のみがメダルを獲得しています。
そして、2010~2014はカナダを除いた四強の時代に。

 

2008日本のピークは第29回(2008年)アイルランド・リマリック大会。
メダル獲得率は実に71%!(21個中の15個で最大値)個人四部門の表彰台を独占、ペアJrとチームが金メダルを獲得。
グラフには現れませんが、ペアSrの銀→金がこの歴史を塗り替えることのできる唯一の点。そんな奇跡は起きるのでしょうか。

年代別各国のメダル獲得率から見る勢力図

80年代、90年代、2000年代、そして2010年代に分けた各国のメダル獲得率からバトン界の世界勢力図が伺えます。
メダル獲得率

・アメリカ
バトン発祥の国アメリカは、最初の10年での隆盛からは縮小しつつも20%弱を常にキープ。
近年も女子Sr、チームにおいては安定した強さを誇っています。

・イタリア
初期の頃はチームに特化して強かったイタリア。
波はあるものの、チームの安定感や個人やペアでの入賞など伏兵的な立ち位置。

・カナダ
90年代に多くのチャンピオンを排出したカナダ。決して多くはないバトン人口にもかかわらず時代時代にスター選手の出る不思議な国。2010年代では決勝進出できるかどうかの瀬戸際ですが、ある日突然天才が現れるかもしれません。

・フランス
この国だけが2010年代に最盛期を迎えています。
日本にとって最も脅威の国だと言えます。

・日本
日本が2000年代に比べ減少しているのは世代交代の影響があるかもしれません。
しかし、初出場の選手の多かった今大会も終わってみれば大活躍♪
楽観してはいませんが日本はまだまだ揺るぎません。

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