Let it BEAT?

バトントワーリングを広く世の中へ 佐々木敏道のブログ

ノーミス=理想の演技は100点を超える。パフォーマンスと審査競技の違い。

   

『ノーミス演技は70点止まり。』という記事を読みました。書いたのはシルクドソレイユのアーティスト、縄跳びの粕尾将一さん。

ノーミスが70点止まり…?そんなわけないやん。100点超えるよね…?

ノーミスとは、ミスがないこと。ノードロップの先にある最終進化系です。私は本番をノードロップで踊ったことはあっても、ノーミスで踊ったことはありません。

読み進めてわかりました。ミスの定義が違うことに。

難しい技を何とかやりきろう!と真剣になると、人はどうしても意識が内側に入っていきます。できる精一杯の技をしていたら必死になるのは当然です。内側に入っていくと観客を置いてけぼりにしてしまいます。「自分は頑張って難しい技を跳ぶから、観客はこれを見て勝手に拍手してね。」という姿勢が見え隠れするのです。
ノーミス演技は70点止まり。パフォーマンスで大切にすべきは『ライブ感覚』より

 

バトンにおけるミスの定義とは

バトントワーリング競技は難易度(ディフィカルティ)と正確さ(テクニック)を競います。難易度は文字通り難しさ。しかし、正確さは正しさ、とは若干違うように思います。一言で言うなら『美しさ』。

だから必死になっている姿勢(※見栄えの話です。)は美しくない。美しくなければ審査上の評価は下がります。正確さ≒美しさは手足に限らず、身体の軸や視線、表情も含むため緊張等で体が縮こまったり、表情に余裕がない場合もバトンにとってはミスの一つなのです。

ノーミスとは失敗しなかった演技ではなく、理想の演技だと私は捉えています。

rose
 

審査競技とパフォーマンスの違い

私は両者に大きな違いはないと考えています。審査員には審査規定があり、観客にはそれぞれ期待するものがあります。規定があるからといってがんじがらめでもないし、観客の期待がまったく想像できないわけでもありません。競技では点数をつけ順位を決定しますが、観客も心中では優劣や好き嫌いがあるでしょう。

だから今回だとミスの内容が違ったように言語を同じにすれば共通部分に共感したり、学べるものがたくさんあります。こういった他ジャンルの方の考え方に触れるのはとても刺激的だと感じます。

 

なわとびアーティスト 粕尾将一さん

粕尾さんのことはつい最近はじめて逆上がりが出来た女の子:成功後の一言が指導者を撃ち抜くで知りました。

逆上がりの出来ない子に必死なって指導した先生のエピソードですが、考えさせられる内容もそうですが、この方のクリアな思考に驚いています。トップパフォーマー+客観性=粕尾さんにいつかお会いしたいです。

 - バトントワーリング

        

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