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バトントワーリングを広く世の中へ 佐々木敏道のブログ

Cirque du Soleil 『corteo』

   

シルクドゥソレイユ『コルテオ』を観ました@中之島新ビッグトップ
春~夏にかけて小劇場系を中心に見てきました。
久しぶりに世界最高レベルのパフォーマンスも観たいと思い立ち行ってきました。
今回は理由あって批判的な感想になると思います。
シルクを夢見て、そして目標としているバトントワラーの方を嫌な気分にさせる可能性もありますのでご了承ください。


今まで観たシルク作品は
①La Nouba ②mystere ③”O” ④Quidam ⑤Zumanity ⑥KA、を生で、
⑦Dralion ⑧VarekaiをDVDで観ています。
あとはAlegriaの映画も観ています。

9つ目の鑑賞となる今回のCorteoですが、間違いなくワースト1です。
基本的に良い感想を持たなかった作品についてはブログで書かないようにしていますが、今回あえて書くのはいざ批判も含めてお話をしてほしい時に本音で話してもらえなくなることに気付いたというのが理由です。あとは自虐自戒です。良いことのみを書くレビューに意味があるのか?という問題も。
発言には責任を持ちましょう、私。

今回私にワースト1をつけさせた一番の原因は全ての演目でより高い技術を持った演技を他でみたことがある、にあると思います。
完全にオリジナルの演目というのはごく稀ですが、展開やアイデア等が全く同じであったり、技術をごまかすような演出が基本的には好きではありません。
私の中での良い、良くないの判定は鳥肌が立ったかどうか。
生まれ変わってもできひん!という衝撃を与えてくれるスーパーサーカスが私の中でのシルクなのですが、、、

例えばタイトワイヤーと呼ばれる綱渡り。
たまに行われる踊りをどうこういうつもりはありません。
綱渡りとフープの技術で見せてさえくれれば…
吊っているワイヤーで明らかに支えているのが見えれば興ざめです。

例えばティーターボードと呼ばれるシーソーを使ったアクロバット。
難しいのは見ればわかります。しかしシルクであそこまで(悪い意味で)はらはらしたのは初めてです。
ミスも多々ありましたし、ボード着地後にほとんどはみ出てしまっていたのは残念でした。
更に難しい(と思える)技の数々を微動だにせず成功させるほかのシルク作品(パフォーマー)との差は歴然でした。

2つのジャグリングの演目がありました。
ユニクロのCMでもおなじみの3人のジャグリングはアイデアやストーリー展開もほぼおなじものを以前ショーで見ました。
フットジャグリングは…微妙でした。
足で行うフープのジャグリングがどれほど難しいのかはわかりませんが、3つまでだったことと、とにかくミスが多かった!
ドラリオンの超絶ジャグラーとの差が非常に残念です。

見に来る人は同じカンパニーに同じ金額を払って同じ期待をしてくるのに。
私が個人的に思っていたシルクのイメージは、芸術性の高いハイレベルな演技とコミカルでちょっとお下品な笑いのバランスの取れた集団。
日本向けなのかもしれませんが、寸劇パートが良く言えばお上品、悪く言えば印象に残らない。
子供を出演させること自体に反対ではありませんが、プロフェッショナルなものが見たかったです。

そして好みの問題かもしれませんが、演技の構成。
見せ場を技術で見せるのではなく、より派手なもの(技術的には下げてでも)にしていること。
中盤にやった内容をそこからどんな展開をしてどんな難易度のモノで仕上げるのだろう?という期待をことごとく裏切られました。
うん、それさっきより明らかに簡単だよね…。と何度も思いました。

結果としてシルク初!一度も鳥肌に襲われませんでした。
技術を磨いてきたという意味では同じ立場なので努力、苦労はわかります。
偉そうなことを書いていてものすごく痛いです。
内情はわかりません。もしかするといっぱい代役dayだったのかもしれません。
でもそれは関係のないことです。

こんなに書いてしまったのはきっとものすごい期待があるからです。
誤解のないように言っておくとシルクドソレイユ大好きです!
シルクは唯一はずれの無いショーだと今日まで信じていました。
世の中に絶対はない、と再認識。
明日からいま一度自分を甘やかさないようにと決意を固める経験となりました。

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