Let it BEAT?

バトントワーリングを広く世の中へ 佐々木敏道のブログ

世界記録を更新した競歩・鈴木雄介さんのメンタルが強すぎる。

   

先月競歩の全日本大会で世界記録が生まれ話題になりました。
前世界記録を26秒も更新して優勝したのは、富士通の鈴木雄介さん。記録は1時間16分36秒。

racewalking

ハーフマラソンの世界記録58分23秒と比べてもかなりのスピードだということがわかります。日本人男子が陸上のオリンピック種目で世界記録を出したのは50年ぶりとのこと。

大会によっては10%もの失格者が出る競歩において、鈴木さんはこれまで一度も失格したことがないそうです。
これってバトンで言えば本番で落としたことがないとかそういうレベルじゃ…脳みそが少し追いつきません。

そんな鈴木さんが松岡修三さんとの対談
「気持ちでどうにか勝つというのはないですね。」とコメント(!)

「リオ五輪を照準に調整しているから、限界まで出し切ったとかはない。」
「1位が決まっていたら限界までいかない。」

名言のオンパレードにくらくらする。。。

 

『気持ち』に頼るのは弱い人間だけ。

誰にだって気持ちにはむらがあって、物凄く頑張るときもあれば、やる気ない日だってある。
さぼった分を取り返すときには気持ちが入るもの。
本番が近くなれば、気合が入るもの。

有名な寓話―うさぎとかめ―のお話でこつこつ頑張ることをすすめているのは誰もができないからです。
誰もができないことをし続けるかめが勝つのは当たり前の話です。
―アリとキリギリス―然り、―北風と太陽―然り。
世の中にはコツコツと積み上げることの大切さを説くお話がたくさんあります。

うさぎのように調子乗ったり、ときには寝てしまったりするような人をどこか憎めないのは共感できるから。
そんな自分を肯定し、勇気づける言葉が『気持ちで』です。
気持ちに頼る人の中では、より気持ちの強い人が勝つでしょう。
でも、残念ながら気持ちに頼らない人の強さには決して届きません。

私は弱い人間です。だから、『気持ちで』を使わないようにしています。
結果が出せなかったとき気持ちのせいにしてはだめなのです。
鈴木さんの言葉は強い人が当たり前のように持っている思想で、揺るぎない。

彼の言葉は一見やる気がないように見えませんか?
やる気なんかないのだと思います。そんな不安定なものに頼る必要がない人。

また1人の若い天才を見つけ、勝手に喜んでいます。

 - アイデア

        

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