Let it BEAT?

バトントワーリングを広く世の中へ 佐々木敏道のブログ

めんとれっ!第7回『北斗七星ソース』 ~メンタルトレーニングの効果~

   

先日、『梅酒のロックンロールに感銘を受けた』という理由で梅酒をいただきました。
て、ことは!適当につけてるタイトルにも気合が入ろうってなもんですよ!

…感銘を受けた!?ってとこにつっこみはご無用です。
あと梅酒ではなく、なぜかワインでした。ありがとうございました。

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本番は思い通りになる

【登場人物紹介】
胡桃 ぼたん(くるみ ぼたん)…主人公。バトンを愛する中学2年生。
神楽坂 雪(かぐらさか ゆき)…ぼたんの同級生。
美豚(びとん)…ぼたんと雪の先生。自称全盛期。

【あらすじ】
目の前のことももちろん大事だけれど、将来について真剣に考えることも大事だと知ったぼたん。物事筋肉だけでは解決できないのだ。

 

 

「美豚先生。初歩的な質問で申し訳ありませんが、これまでの胡桃さんへのメンタル面の指導には果たして意味があるのでしょうか。」

「びっくりしたー!雪ちゃんいつからいたの!?」

 

彼女は神楽坂雪(かぐらさかゆき)。私と同じBBバトンスタジオの生徒で、すっごい上手なの!去年からは同じ中学校(しかも同じクラス♪)に通っている。容姿端麗で男子からの人気もすごい。勉強は学年トップで努力家の女の子☆超尊敬する!

 

「胡桃さん。私は第1話からずっといるのですが。」

まじかっ!話に夢中すぎたっ。

 

「何言ってんのよ。どう考えても作者の後付けでしょ。新キャラ乙よ。」

美豚先生、降・臨!第一話とか作者とか…何の話?

 

「で、雪が言いたいのは、メンタル指導に意味なんか無いってこと?」

「はい。その時間を反復練習に充てた方が有意義なのではないかと。」

ゆ、雪ちゃん!さすが私なんかに言えないことを言ってのけるぅっ!

 

「なるほどね。一理ある。確かに雪は練習も計画的で、本番も確実にまとめてきたわ。」

うう、それって完璧じゃないですかー。羨ましい。。

 

「でもあんたには弱点がある。ちょっとしたミスが多いの。普段は確実に対処できているのにね。」

「…はい。先生の仰る通りです。でも、私は!自分の実力を本番で発揮できたことに満足しています…。」

 

 

「私には雪が本音を言っているとは思えないわ。」

「…本音です!」

「嘘を言っていないのはわかる。けど、それならなぜ雪は表彰式の後一人で泣いていたのかしらね。」

そうなの!?知らなかった…。

 

―――前の大会で雪ちゃんは惜しくも2位だった。お母さんは1位の子よりも良い演技だったって言ってたけど、まずは自分の娘を慰めて欲しいよねっ!?でも、私は雪ちゃんの気持ちに気付けなかった。自分のことしか頭に無かった。友達失格だ…。―――

 

 

「大事なところでミスして勝てない自分…満足できるわけないじゃない?本番を思い通りに、自分を思い通りにコントロールする方法がメンタルトレーニングなの。だからこそ。」

「先生…私、勝ちたいです。相手にも、自分にも。」

雪ちゃんがこんなこと言うなんて初めてだ。

 

 

「If you can imagine it, you can achieve it.」

「先生ー。わかりませーん☆」

「ぼたん、勉強も少しは真面目にやれ。」

「はい!」

 

「想像できることは、実現することができる…イメージの重要性を表わす言葉ね。」

「私、空を飛びたいです!」

「ハイ、タケコプター。どこまでも飛んでゆけ。」

先生の目が怖いよう…。

 

「でも…思い通りにするっていっても結局は才能じゃないですか?」

良く言った私!ぼたんの言う事が正しいですぅとか一度は言わせたい。…無理か。

 

「あんたさあ、才能なかったら努力しないわけ?」

「え…?し、しますよ!」

そうじゃなくって、でも、どう言えばいいんだろう…。

 

「胡桃さんは自分をコントロールできたとしても、才能ある人には叶わないと言いたいのではないでしょうか。」

そうそう、それが言いたかったの!雪ちゃんナイスフォロー!雪ちゃんの願いを叶えてほしいって心から思う。もちろん私も叶えたいけど!でも、もし才能がなきゃだめって言うなら才能ある雪ちゃんはともかく、私は…。

 

 

「なるほどね、そりゃそうよ。才能がすべてよ。」

「やった、あってた!」

ってそれじゃダメじゃん。努力しても無駄ってことなのかな…。

 

「そもそも才能ってなんだと思う?」

「天から授かった凄い力です。」

「はい。却下。」

なんですとっ!?

 

「雪はどう思う?」

「才能…もともと得意なものでしょうか。」

「惜しい。得意になる可能性が若干高いもの、かしら。」

ん…?どういうこと?才能あったら、得意に決まってるじゃん。あー、私にも雪ちゃんみたいにバトンの才能あればなー。

 

「あたしに言わせれば才能なんてね、ただの特徴よ。」

いやいやいや。超凄い力でしょ!

 

「はいはい。超凄いって、小学生じゃあるまいし。」

だから私の心を読まないでくださいってば!

 

「仮に、ぼたんが大食い選手権に出たとする。結果は?」

「そりゃあ、優勝しますよ!」

「私もそう思うわ。」

「やった!目標達成、ってなんでやねんっ!」

思わず関西弁でのりつっこみしちゃった。は、恥ずかしいよう…。

 

「ぼたんはもともと食べるのが好きだった。これが特徴。その特徴を伸ばしながら順調に育ち、大食いになった。」

「大食いが得意になったということでしょうか?」

「雪、正解。」

「ありがとうございます。」

私褒められてる!…よね?

 

「特徴の無い人なんていないわ。それこそ特徴がない、ってのも立派な特徴よ。だからどの特徴を伸ばすかが一番大事。」

「てことは!バトンの才能を伸ばせばいいんですね!」

 

「ぼたん、バトンの才能なんて存在しないわ。たくさんの特徴をバトンに合わせて工夫して伸ばした良いトワラーを見て、バトンの才能があるとか適当なこと言ってるだけよ。」

「分かった気がします!私頑張ります!雪ちゃん、一緒にメンタルを鍛えて特徴伸ばそう!」

「そうそう。メンタルトレーニングは自分の特徴を見極めることも含まれるからね。」

「先生、生意気なことを言ってすみませんでした。私は、大事な本番で冷静さを保つことをまずは学びたいです。胡桃さんも…ありがとう。」

 

「いいのよ。あんたたち以上に私も悔しい思いをしてきたからね。さあ、ここからよ。」

 

【まとめ】
メンタルトレーニングでできることはたくさんある。

第6回~バトントワラーのセカンドキャリア~に戻る
第8回~トワラーに大切な3つのP~に続く

 - めんとれっ!

        

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