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バトントワーリングを広く世の中へ 佐々木敏道のブログ

めんとれっ!第15回『15の夜露死苦』 ~緊張コントロール 胡桃ぼたん・原礼編~

   

はしがき

さて、突然ですが問題です。サムフリップの語源は次のうちどれでしょう。

1.いくつかの(Some)フリップ
2.米国在住のサム(Sam)が発明したフリップ
3.サム「haha!この回し方すごくない!?」
ジェシカ「サムすごーい!でも風圧でものすごく寒(Samu)いわ…」


→答えは、あとがきにて。

緊張と友だちになろう。

【登場人物紹介】
胡桃 ぼたん(くるみ ぼたん)…主人公。
神楽坂 雪(かぐらさか ゆき)…ぼたんの友達。
原 礼(はら ぺこ)…ぼたんの後輩。
美豚(びとん)…ぼたんの豚先生。

【あらすじ】
BB選手権での7本ドロップにへこむぼたん。まずはじめに雪が練習しすぎの問題を指摘され、ぼたんとぺこの番が回ってきた。

 

 

「ところで、美豚先生!BB選手権のBBってどういう意味ですかっ!?」

雪ちゃんでさえ、あんなに言われて、わたしなんか何言われるんだろう…。と恐れたわたしは美豚先生の話をそらして逃げ切る作戦、略して『花空』作戦を決行した。

 

「BBバトンのBBに決まってるじゃない。この天才少女Aめ。」

せめて名前で呼んでほしいっ!

 

「てことは、バトン・バトン選手権ってことですねっ!」

「ぼっさんへ…BBはバカボンの略ですよ、とぺこは親切にもアドバイスするのであった。」

「えーっ!?わたしってバカボンバトンスクールの生徒だったのーっ?」

「神様、この子たちの将来をどうか…もう無理です…」

美豚先生、見捨てないでっ!

 

「BBはビューティフル美豚の略よ。パンフレットには、ビューティ&ビーストって書いてあるけど、あれ間違いだから。」

なるほどっ!またしてもぺこちゃんに騙されたっ!

 

「で、ぼたんは話そらしたかったんだろうけどさ、選手権の話してどうすんのよ。」

「しまったっ!!!」

「ぼっさんへ…ぼっさんはやはりぼっさんだな、とぺこは思うのであった。」

「ぼたんは練習に波がありすぎ。ぺこは練習しなさすぎ。以上。」

わかりやすいっ!っていやいやいや。

 

「何よ。話したくなかったんでしょ。短くて最高じゃない。」

「話したくないのに、無理やりさせられる感じがいいんですっ!」

「うわっ。ぼたん、めんどくさっ。」

「先生!ぼたん的には今回いい感じの練習できてたんじゃないかなーなんて。」

「ふぅ。目標設定シート書くのに何日休んだと思ってんのよ。ちょっと前にはお母さんと喧嘩したーとかで練習にならなかったり、突然やる気になって次の日ものすごい筋肉痛で…」

「もうその辺でっ!」

「ぼっさんは自由だな、とぺこは思うのであった。」

美豚先生はあきらめたような顔でためいきをついた。

 

「ビューティ先生へ…緊張せず、のびのびと演技したぺこを褒めるべきでは、とぺこは思うのであった。」

「そりゃほとんど練習してないのに、緊張するわけないじゃない。成功したらラッキーだし、そもそも難しいもの入ってないでしょ。」

「そっか。練習しなければ、緊張しないのか。」

「ぼたん、合ってるけど、間違いだからね。」

正解?不正解?…どっち!?

 

「あんたら、バトンをなんだと思ってるわけ?」

「そんなの決まってるじゃないですかっ!

そのとき、3人の声がぴったり重なった。

「「「友だち」」」(です。/ですよっ!/であった。)

 

「ふーん。友だち…か。雪は親しき仲にも礼儀あり、って知ってる?友だちに遠慮なさすぎ。」

今日ほとんどしゃべっていない雪ちゃんが…!へこんだ。

 

「ぼたん。あんたは気まぐれで友だち振り回しすぎ。」

バトンだけにね…!ってなんでやねんっ!

 

「ぺこ…あんたのは友だちってより、顔見知りってレベルよね。」

先生…!わたしたちのライフはゼロです!

 

「練習は、しすぎも、気まぐれも、しなさすぎもだめ。必要なだけするの。」

「そんなーっ!どれぐらい必要かなんてわたしにはわかりませんっ!」

「そうよ。必要な量は人それぞれ。だから、目標に合わせて練習を計画して、実行して、見直すの。本番のための準備が緊張をコントロールする。のよ」

 

すると、何を思ったのかぺこちゃんが、ふらふらと立ちあがった。

 

「ビューティ先生へ…そんな当たり前のことで勝てるの、とぺこは疑ってしまったのであった。」

ぺ、ぺ、ぺこちゃんっ!先生に何てことを!…でも確かに当たり前っぽい気もする。

 

「当たり前のことを普通にできる人のことをわたしは『天才』と呼んでいるわ。」

「えーっ?そうなんですかっ!?天才ってもっとこう…普通じゃないみたいなっ?」

「それは凡人のイメージよ。」

「でも、それだったらわたしも天才になれそう…みたいなっ?」

「実際できてないじゃない。」

それは、そうだけども…!

 

「天才は、いつまでも努力し続ける。でもそれは本人にとっては別に努力でもなんでもない。この差は大きいわ。当たり前のことをするには、普通の人は努力が必要なの。自分が天才ではないと受け入れることが大事よ。」

わたしも、天才になりたいっ!

 

【まとめ】
友だち(バトン)を大事にするのよ。

あとがき

皆さんお待ちかね、サムフリップの答えの発表です。

サム「haha!答えは君の心の中にあるのさ!」

親指を立てながら(Thumbs up)サムが寒いことを言ってますね。答えは、親指(Thumb)フリップ。
間違っても「つ…ツゥーンブ?」などと読まないように気を付けましょう。

 

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第16回~集中力を高める3つの方法~に続く

 - めんとれっ!

        

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