Let it BEAT?

バトントワーリングを広く世の中へ 佐々木敏道のブログ

コンパルソリーフェチによる国際的コンパルソリー談義2017

   

海外指導に行くと大抵何らかの体調不良をきたす漢、とっすぃです。
寄るとっすぃ波(なみ)のせいにしつつ、若手の海外進出を心から願っています。

さて、先日行ったイタリア指導でのお話。
どこに行ったってバトン談義で盛り上がりますが、どの国にもコンパルソリーフェチが一人はいる…はず…いてほしい。
イタリアに現存する唯一のコンパルフェチ(適当)と話していたときのこと。

伊「これまでのコンパルで最も優れていたトワラーは、もちろんキアラね!」
※キアラ=Chiara Stefanazzi…かつてダイナミックで情熱的な演技とともに世界一となった選手。もちろんイタリア人☆

コンパルが苦手で得意のフリースタイルで大幅に順位をあげる外国人、という選手が少なくない中、彼女はコンパルも非常に評価の高い珍しいスタイルの選手でした。

「(当時大会に出ていた)私といたしましては、キアラが大変素晴らしい選手であることに異論のありようもありませんが、歴代最高かと言われれば些か物申したいことが御座います。」的なことを適当イングリッシュで伝えます。
…あ、適当って真逆の二つの意味があるけど、いつだって適度に適切な方に決まってるやん。

話題は、イタリアンスタイルVSジャパニーズスタイル~コンパルソリー編~へ。白熱の議論が開催されました。

ランジの重心位置はどこが正解か?

日本ではコンパルの重心位置は、軸足の上とされてきました。
特に#1右手フィンガーと#5と#6のフィッシュテールでは軸足と反対の足をリフトアップする必要があるため、必須とも言えるでしょう。

一方イタリアンスタイルでは、重心位置は両足の中心でした。
世界大会で見るたびに、「あれって間違いだよね…?」と話題になったものでした。

このやり方には大きなアドバンテージがあります。
まず両足のスタンスが大きくなるため、ダイナミックかつ足が長~く見える。実際に長い国民がやるからもう日本人とは比較にならないレベルです。
更にコンパルではランジからポイント側の足への重心移動が多々あり、軸足から移動するよりも断然有利です。特に#2の4番ランジから、#4の2番ランジからの重心移動などコンパルビギナー時代には大いに悩まされたものとしましては…。

これらを伝えたところ、重心位置が軸足上にあるジャパニーズスタイルは間違いだってばよ!と言われ、一触即発の気配に…はもちろんなりません。超フレンドリーに。
理由は新体操のやり方を協会として踏襲してきた、とのことでした。

長年の疑問が氷解した瞬間でした。

そして日伊コンパル論争に終止符が…!

そんな議論などずっかり忘れて帰国し、タイムリーな出来事がありました。

2018WBTF Policies & Procedures Manualが更新されました。そのコンパルのテキストにて以下の文章が#1~#6までのすべてに追加されていました。

During the lunge the weight is on the supporting leg, the straight leg should be possible to lift from the floor. The line of the body is still in the center to maintain an erect posture.
##SECTION 12 – ELITE CLASS COMPULSORIES Updated March 2016.pdf

ちゃんと読むコンパルフェチは国内に1人しかいない設定なので解説。”ランジの間は重心は支持脚(軸足)上に決まってるでしょ☆もう片方の足は床から上げれるようにしとかないとだめなんだからねっ!”

とっすぃ(ジャパニーズスタイル)の時代キタ…!!!

そして、あのときの会話を秘密組織(WBTF)に聞かれてた件を。。はっ、誰か来たようだ。。。

コンパルソリ―よ永遠に。

 - 海外指導

        

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

Loading Facebook Comments ...

  こちらの記事もどうぞ

イギリス出張2015~言葉の壁をぶっとばせ!編~

どうも。国際派tosswiです。まずは国際派エピソードを一つ。 英語がネイティヴ …

イタリア出張~食べ放題編(半強制)~

機内食がしんどかったです。 成田で昼食(牛カルビ丼)をとってフライトへ。 小2時 …

イギリス出張2015 その3(完結)~簡潔に完結すればいいのにね!編~

もうそろそろ宴もたけなわなので…って初めて使ったよ!全力でまとめてやろうじゃない …

イギリス出張〜渡航編〜

戦争系の映画でペンダントに入れた恋人の写真を見ながら、「生きて帰れたらプロポーズ …

英国出張〜国際交流編〜

どうもーサインかと思ったらペンを借りに来た子だった、べ、別に恥ずかしくなんてない …