Let it BEAT?

バトントワーリングを広く世の中へ 佐々木敏道のブログ

バトン発祥の国・アメリカのコーチの半分は謎でできている。

   

私のレッスンでは様々なことを選手に聞きます。

レッスンで伝えたことを覚えているか確認したり、
できない理由やできた理由に関して聞いたり。
バトンについての疑問を聞いてみたり。

好きな音楽とか、バトンの面白さって何?とかは一見指導に関係なさそうで、確実にある。
まずは話をすることに慣れるためとか好きなものから性格を知って効果的な指導法に
繋がって…とか言うと何人かは信じるんじゃないかなー。

最近思うのは、疑問を持つこと自体一種のスキルなんじゃないか、ってこと。
好奇心って誰にでもあるように見えて、確かにゼロではないと思うけど、豊かな人にはなかなか出会わない。
知らないままでいいって人はかなり多い。

更に知りたいと思うのと、知るために動く(聞く、調べる、考える)の間には深泥池(みどろがいけ)よりも深い溝がある。
比喩がわかりにくいで有名な私なのでほかの例だと、嵐山モンキーパークよりも高い山がある。
I love 京都

さて、これまで趣味でたくさんのバトン関係者から疑問点を集めてきた者ですが、
先日アメリカで元トワラーで現コメディアンのシュナイダー君に再会しました。
「おおー!君のことうっすらと覚えているような気がしなくもない!」
的なノリでハイタッチしましたが、速すぎて何言ってるのかはわからなかったです。
どうでもいい報告はおいておいて。
アメリカで疑問を集めました。

 

iTwirl 17という名の素敵な何か

アメリカで2年に一度開かれる iTwirlというコンベンションに再び招いていただきました。

【関連記事】
アメリカ出張2015 ~いつからiTwirl15が15回目だと錯覚していた?編、っていうか最終回~

日本のレッスンで私がいくら面白いことを言ってもたいていこどもたちは、無表情です。

きっとスクールの先生や親御さんに
『あんたとっすぃ先生のレッスンでくすりとでも笑ってみいな…生まれたことを後悔さしたるでっ!』
とでも、言われているのでしょうね。
そんな大人だけがたまに私の話でウケているようです。

そんな私こと笑いの伝とっすぃ(←伝道師的な感じ)なので、コーチに向けたクラスなんて大好物に決まってるでしょう。

今回受け持ったコーチのクラスは2つ。

“Putting It Together…Making the Hard Things Look Easy”
(難しいのんを、簡単に魅せようぜ!)

“Rolls: the Mystery is Solved!”
(なんと…ロールの謎が解けるんだぜ!)

最初にこの説明を読んだとき、何このクラス超クレイジー!なになに、講師は…Toshimichi Sasaki…おぅ…
デール・ホワイト氏の仕業(しわざ)でした。
とりあえずクラス紹介が(無駄に)素晴らしいとべた褒めしておきました。

↓↓↓

ロールの謎…解いちゃう?

ロールの謎が解けるって触れ込みのクラス。さて、何しようか。
誰だってまずは謎を集めるでしょう。
7つ集めると願いが叶うし、108つで欲望にまみれるし。

てなわけで、講習前にリサーチしました。
『まあ、いきなりロールの謎とか言われてもでてこんやろ…』的な諦めとともに。

 

 

謎出てきすぎぃ!
コーチinUSAの半分は謎でできているのです。

初心者にまず教える5つのロール、他のロールにつなげるためのロールは何か、モンスターロールの段階による方法、初心者へのフジミ、カットバックス、ドロップイン、ネックロール…の教え方、ビギナー向けロールセクション、流れるようなロールのやり方等々…

あのー、このクラス1時間しかないけど…?
あと、フジミ=カットバックスだと思ってたけどフジミ=片方、カットバックス=両方ってはじめて知ったよ…。
ジェイソンに手伝ってもらいながらなんとか無事に全ての謎を解くことができました。

 

トワラーよ、謎を抱け!

“Twirlers, be mysterious!”ってオリジナルの名言ができたから、誰か直訳しといて。

謎を集めている理由の一つは、解きたいからです。
なぞなぞを出したら、無限に次を要求されるあれみたいな感じ。こどもか!

そして、もう一つの真面目すぎる理由は、バトンの謎が私の指導力のステージをあげてくれること。
質問されたら私は必ず答え、場合によってはヒントを渡すようにしています。
記憶が曖昧な場合(例えばルールに関するもの等)は次回のレッスンまでの私の課題となります。

そういった個別の謎を解きながら指導力をあげた結果が、たまに依頼されるコーチや選手たちへの講義の骨子となります。
それらを普段の指導体系にフィードバックし、洗練していく過程は選手時代のトレーニングと同じ。
選手たちが嬉々として(?)大会で競っているのに、なぜコーチ力選手権大会がないんだ。
コー選の紹介文に『私のコーチ力は、53万です。』って書く気まんまんなのにね。
冗談はさておき、私のバトンの教科書を日々改訂していくような行為それ自体が面白いです。

 

ミステリアスなバトンライフを。

 - 海外指導

        

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