Let it BEAT?

バトントワーリングを広く世の中へ 佐々木敏道のブログ

LIVEPOTSUNEN 2011 『THE SPOT』

   

小林賢太郎さんのひとり芝居短編集を見て来ました@京都文化芸術会館
ラーメンズの頭がラーメンでない方、でピンとくる人もいるかもしれません。
以前からこの方が気になっておりまして、過去のブログに書いたこともあります。
物凄く多才な方。
コントだけでなく、演劇プロジェクトをやっていたり、
マジックやマイム、漫画家の経歴まで。
レンタルしたり、you tubeでチェックしたりしてましたが、
この度初の生小林賢太郎でした♪
以下レビュー長いかも。


この方のお笑いはアーティスティックだと思います。
かつインテリジェントでファンタスティック。
壁の図形を使って物語を展開させていく。
絶妙な言葉遊び。
紙芝居風独創世界。
映像と身体をリンクさせる。
小噺。
そしてすべてをつなげる整合性。
いったいどれほどの時間をかけてこの作品群を作り上げていくのか。
騙されることの気持ち良さ。
すべてを一人で演じることの難しさ。
今まで見たソロ作品では飽きないという点において群を抜いていました。
ソロについて考える。
いろいろ考えるうちに何だか大きな問題に出会いました。
クオリティや完成度という問題。
これらをあげる唯一の方法は、武器をひとつに絞ること。
いろんなものに手を出さないこと。
結果最短で質は向上する。
小林さんに感じた欠点は、武器が多いこと。
マイムやマジックを取り入れているシーンでの技術が目についてしまいました。
おそらくそれはプロのマイム俳優、プロマジシャンとの共演が原因です。
きっと気にならない人は全く問題ないと思います。
公演を彩るアクセントして十分な質なのかもしれないし、
それを補う圧倒的なものがあるから。
でも全体として満点でなくなる要因でもある。
例えば、イッセー尾形さん。
彼は武器が少ない。
舞台上で誰かを演じる、というその一点に特化している。(と解釈しています)
完成度が高い。味がある。真似できない。
ジャンルが違う!と言う人もいるかもしれないけど、
舞台上で、お客さんからお金をいただいて、その対価として…と括ると同じ。
この偉大な方々と並べるおこがましさを重々承知で言いますが、
イッセー尾形さんがバトントワラーの私で、小林賢太郎さんがGEARの私。
あくまで方向性としてのお話です。
ひとつにこだわってやり続けることと、いろんなものに興味をもって取り入れること。
お客さんに喜んでいただきたいという点では全く同じなのに、
やり方はまったく異なるこの2つの方法。
そして双方にメリットとデメリットが同じだけ存在していること。
その二つが少しでも近づく方法を模索しています。

 - 舞台・映画・書籍

        

Comment

  1. en より:

    ?! あれ?? あれれ?? あんさん、ラーメンズお好きでいらっしゃいましたっけ? これ、読んだ瞬間、わたくしへの当て付けかと思いましたよ。。。
    いいな、いいな、いいな、いいなぁ~~~。
    発売されているラーメンズのDVDはほとんど持っているのに、未だにライブに行く機会は無し。。。
    わたくしは小林けんたろうの言葉のチョイスが大好きで、特に「TEXT」という公演はかなりのお薦めです。
    まだ見てなければ、是非!!

  2. tosswi より:

    ええ、好きです、大好きですとも[絵文字:i-246]
    生で見てないのにファンとか言うたらあかんよね[絵文字:i-101]
    とか言うてみる。
    あと、ファンとは言うてないし。
    TEXT見てみます♪
    ありがとう^^

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